当店のウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。ここでは自然食品さしすせそを開いた経緯や想いなどをお伝えさせてください。
お店は「舞台」
お店は「舞台」
さしすせそでは地元・岡山のこだわりの調味料を中心に、日本全国から自然食品を幅広いラインナップで取り揃えてます。
また地元で作られる自然農法や減農薬の野菜も販売しております。
当店ではお店のことを「舞台」と考えています。
岡山をはじめ日本全国にはこだわりを持たれた生産者さんがいて、想いのこもった素晴らしい商品が沢山あります。
しかしどんなに素晴らしい商品があっても、それを表現する場所がなければその力を発揮することはできません。
自然食品さしすせそでは生産者の皆様が、その魅力を最大限に表現できる場所でありたいと考えています。
私たちが「伝える」「売る」ことで消費者の皆様が知るきっかけになり、生産者さんをつなぐ橋渡しとして三方良しのWin-Winの関係作りを目指します。
自然食品を身近な存在に
当店は自然食品店の中でも気楽に利用してもらえる店づくりを目指しています。
「自然食とはこうあるべきだ」「悪いものは徹底的に排除していく!」という固定概念を持っていません。
普段の生活の中で何か1つでも自然食品を取り入れてみる・・そんなきっかけ作りの場になれたら幸いです。
ファッションに例えると・・ファストファッションのコーディネートの中で、1点こだわりのジャケットを身に付ける。それを楽しむ。
些細なことかも知れませんが、そういった小さな喜びが「豊かさ」ではないか?
食品も一緒でガチガチに自然食ではないけど、普段の食卓の中にお気に入りの調味料が1つある。
健康も大事だけど、美味しい!楽しい!も大切。
生活の中の小さな「豊かさ」を見つけるお手伝いをさせてください。
きっかけは1本の醤油との出逢い
実は・・食に気を遣う人間ではありませんでした。
自然食品に興味を持つようになったのは、子どもが生まれた時です。妻が子どもに食べさせるものに気を遣うようになりました。
ある日「食費が足りないのでください」と言われ、ケンカになったことがあります。
食べものを自然なものに変えたことにより、いつもよりも食費が高くなっていました。
その頃の私は自然食に理解がなかったため、度々ケンカに。
ある日何気なく食事をしていた時に‥「これ美味しい。今まで食べたものと違う」衝撃を受けます。
妻が買って来ていた醤油です。
それまでの醤油と全く異なる美味しさに魅了され、自然食品の世界に引き込まれました。
当時ディスカウントスーパーに勤務していました。自然食品とは真逆な場所です。
そこで追及されていたのは「安さ」。生活の中で食費は大きな位置を占めます。その食費を抑えることで、浮いたお金を好きなことに使えるようになる。「安さで顧客を豊かにする」という理念がありました。
それは素晴らしい理念であると感じますし、お客様にとってもそれで助かってるって人は沢山いると感じます。
そうなのですが‥自然食品に興味を持つようになった私は「食費を安く抑えることが本当の豊かさと言えるのだろうか」「食は生きていく上で大切なものではないのか」と疑問を持つように。
もちろんどちらが正しいというものではなく、それぞれの良さがあると思います。
そして「起業するなら自分が納得の行く商品を売りたい」と考えるようになり、自然食品店を開業する事を決めました。
そのきっかけとなった醤油は、地元で作られている天然醸造の醤油「鐵次郎」です。
生産者さんとの出逢いで変わる想い
生産者さんとの出逢いで変わる想い
自然食品店を営む上で、考え方を変えてくれたきっかけがもう一つあります。
それは生産者の方との出逢いです。
店舗は自然派の調味料を中心に取り揃えました。さらに自然農法の野菜も販売したいと考えます。
そのためには農家さんと繋がる必要があります。
紹介をいただいたり、直接問い合わせたりして地元の農家さんと繋がって行きました。
農家さんとお話する中で、また自分の中で変化が。
自然農の場合‥農薬や肥料を使用する慣行農法と比べ、収穫が落ちることがあります。
また除草剤を使用しないので、草刈などの労力も増えます。
それでも自然農にこだわって野菜を作られている生産者さんを見て感じるものがありました。
また販路で悩んでいる現状も知り、自分達が店舗営業することで協力関係が築けるのではないか。
自然食品さしすせそは生産者さんの魅力を表現する舞台であり、お客様に知るきっかけの場になりたい。
将来、岡山でオーガニックスーパーを開きたい夢も出来ました。
これからも自然食品さしすせそを応援よろしくお願いします!
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