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オーガニック、何からはじめたらいい?

こんにちは!岡山でオーガニックの大切さを伝えている自然食品さしすせそです!
今回は「オーガニックは何から始めたらいいのか」についてお話していきます。



オーガニックを始めてみたいけど、何からはじめたらいいのかしら?大変そうだし、高いんじゃないかって不安があるわ‥
オーガニックを始めてみたいけど、何から始めたらいいのか、迷っている方もいませんか?そんなお悩みを解決します!



今回は、オーガニックを始める上での入口と取り組みやすい始め方について解説していきます!
オーガニックをはじめる前に知っておきたいこと


オーガニックや自然食品を生活に取り入れたいと思っても、何から始めたらいいか迷ってしまうことはありませんか?「全部を変えなきゃ」「高そう」と思うと、なかなか一歩が踏み出せないかもしれません。
でも、安心してください。オーガニックは、少しずつ無理なく取り入れていくのが続けやすいコツです。すべてを一度に変える必要はありません。毎日使うものや身近なものから、ゆっくりと自分のペースで始めてみましょう。
オーガニックを取り入れることで、体にやさしい食生活や環境への配慮ができるだけでなく、作り手の想いを感じながら暮らす楽しみも増えます。
この記事では、初心者の方が気軽に始められる「オーガニックへの入り口」を6つの視点でご紹介します。あなたの暮らしに合った方法で、無理なく心地よい変化を感じてみませんか?
オーガニックを始める6つの入口


1. 買う場所を変える
オーガニックや自然食品を生活に取り入れるとき、まずは気軽に始められる「入口」があると安心です。ここでは初心者の方が取り組みやすい6つのポイントをご紹介します。
- 買う場所を変える
- 野菜を変える
- 調味料を変える
- おやつを変える
- レトルトを変える
- 洗剤を変える
それぞれの入口に関して簡単に解説していきます。より詳しく深堀りした記事もありますので、興味があったら関連記事も読んでみてください。
まずは、買い物の場所をオーガニック商品を扱う自然食品店やスーパーのオーガニックコーナーに変えてみましょう。また地元の野菜を買うことができる産直市場もおすすめです。安心できるお店を見つけると、選ぶ楽しさも広がります。
2. 野菜を変える
毎日の食事の基本である野菜を、地元の有機農家やオーガニックの野菜に変えてみるのもおすすめです。季節ごとに変わる旬の野菜を選ぶことで、体にも環境にもやさしい食生活が叶います。
地元野菜は、スーパーの地元コーナーや産直市場、月に一度の朝市、道の駅などに並んでいます。
3. 調味料を変える
オーガニックで扱われる調味料は、一般的な調味料とは原材料や製造方法が違います!厳選された原材料や添加物不使用であったり、機械だけに頼らず人の手、自然な温度で時間をかけて製造されています。
調味料は毎日使うものだからこそ、オーガニックの醤油や味噌、塩などに変えると食事全体が変わります。自然の味を活かした調味料は、素材の良さを引き出してくれます。
4. おやつを変える
お子さんも大人も楽しめるおやつを、オーガニックや自然食品のおやつに切り替えてみましょう。添加物や人工甘味料の少ないおやつなら、体にもやさしい時間になります。
5. レトルトを変える
意外かも知れませんが、レトルト食品にもオーガニックのものがあります!
忙しいときの味方、レトルト食品もオーガニックのものを選んでみてください。できるだけシンプルな原材料で作られたものを選ぶと安心です。
6. 洗剤を変える
食べ物だけでなく、毎日使う洗剤も自然由来の成分のものに変えることで、環境にも体にもやさしい暮らしをサポートします。肌に触れるものだからこそ、選びたいポイントです。
これら6つの入口は、どれから始めても大丈夫です。少しずつ変えていくことで、自然と心と体にやさしい暮らしが育っていきます。
無理なく始めるための順番とコツ
オーガニックや自然食品を暮らしに取り入れるとき、いきなり全部を変えるのは大変。だからこそ、自分にとって「始めやすい」「続けやすい」入口から選ぶことが大切です。ここでは、難易度の目安もあわせて紹介します。
難易度別・取り組みやすい順番
① 調味料を変える【難易度:低】
▶ 料理の基本になる調味料(塩、味噌、しょうゆなど)を見直すだけで、味も体の感覚も変わってきます。
毎日使うものだから効果もわかりやすく、まず最初におすすめしたい入口です。
関連記事 → 【調味料の選び方】


② おやつ・飲み物を変える【難易度:低】
▶ おやつやお茶・コーヒーなど、嗜好品は変えてもストレスが少なく、楽しみながら取り入れやすい分野です。
自分や家族のお気に入りを見つけるのも楽しい時間になります。
関連記事 → 【自然派おやつの選び方】


③ 買う場所を変える【難易度:中】
▶ スーパーではなく自然食品店や生産者直売のマーケットを選ぶことで、自然に考え方や選び方が変わってきます。
慣れるまでに少し時間がかかるかもしれませんが、店員さんとの会話や発見も楽しい時間です。
関連記事 → 【岡山県の自然食品店・オーガニックスーパーまとめ】


④ 野菜を変える【難易度:中】
▶ 地元の農家さんや有機栽培の野菜を選ぶには、少し調べる手間や値段の違いもあります。
でも、「味がちがう!」「野菜だけでも美味しい!」という声も多く、暮らしの質が大きく変わるきっかけにも。
⑤ レトルト・加工品を変える【難易度:やや高】
▶ 添加物の少ないレトルトや、自然な製法の加工品は選択肢が限られがち。でも、少しずつ選んでいくことで「手抜き」も安心に変わります。オーガニックのレトルト食品は、原材料を確認すると「添加物が入っている」など自然派と疑わしいものもあるので要注意です。



原材料のシンプルなものを選んだり、自然食品店のスタッフの方に相談してみるのも良いですね。
⑥ 洗剤・日用品を変える【難易度:高】
▶ 洗剤や石けんなど、食以外の日用品も自然派に。肌や環境へのやさしさを重視した製品を選ぶには、使い心地や価格の比較が必要ですが、体感としての変化は大きいです。洗剤に関しては食品と違い「有機JAS認証」などの厳密な規制がないです。そのため、少量でも天然由来成分が入っていれば、オーガニック製品と名乗っている商品もあります。



天然由来成分が少量で、残りは合成洗剤なんてこともあるので注意が必要です。
関連記事 → 【石鹸とは?オーガニック石鹸と合成洗剤の違い】


自分にとっての「やさしい入口」を
「どれが正解」ということはありません。
むしろ、自分にとって負担が少なく、楽しく始められるものからがベスト。
「気がついたら変わってた」そんな自然なスタートを目指していきましょう。
はじめ方の実例:こんなふうに始めてみました


オーガニックや自然食品を暮らしに取り入れるといっても、難しく考える必要はありません。
ここでは、実際に「こんなふうに始めてみたよ」という声や例をもとに、身近なきっかけをご紹介します。
● おやつに素材そのままのものを
子どものおやつに、最初は市販のポテトチップスをやめて、自然派のノンフライスナックやオーガニック素材を使ったおせんべいにしてみました。余計な添加物が少なく、素材の味がしっかりしていて子どもも気に入ってくれました。少しずつ変えるだけで、安心感が増し、心が軽くなった気がします。
● 朝ごはんの味噌汁から変えてみた
最初は「塩と味噌」を見直しました。自然塩と昔ながらの味噌に変えてみたら、いつもの味噌汁が驚くほど美味しくて、体が喜ぶ感じがしたんです。無理なく毎日続けられるし、食の軸が整ってきた気がします。
● 近所の産直市場で「地元野菜」を買ってみた
スーパーでは見かけない野菜や、農家さんの名前が書かれた産直市場を見つけて、まずは覗いてみるところから始めました。話を聞くうちに、どんな人がどうやって作っているか知ることができて、野菜がいっそう大切に感じられるようになりました。
● お弁当づくりをきっかけに調味料を変えた
毎日のお弁当がマンネリ化していて、気分転換に「本物の調味料」を使ってみようと、しょうゆとごま油を自然食品店で購入。素材の味が引き立つから、シンプルなおかずでも満足感がありました。
● まずは「一品だけオーガニック」に
全部を変えるのは無理だから、まずは週に1回、オーガニックの卵や野菜を使った料理を作ってみるようにしました。特別なことをしなくても、食べる時間が豊かになるのが不思議です。
どれも、「全部じゃなくて、ちょっとだけ」からのスタートです。正解もルールもなく、自分にとって心地よい方法で取り入れることが一番大切。「これならできそう」というきっかけが見つかったら、もう一歩です。
失敗しないコツ:完璧を目指さず、自分にとっての心地よさを大切に


■ 少しずつ、できることから始める
「全部を変えなきゃ」と思わずに、調味料ひとつ、日用品ひとつから。小さな変化でも、暮らしの質は確かに変わっていきます。
■ 100%でなくてもいい
「オーガニックじゃなきゃ意味がない」と思いすぎず、なるべく自然に近いものを選ぶ、その意識だけでも十分。完璧を目指すよりも、続けやすさを大切に。
■ 人と比べない、自分のペースで
SNSや周りの人と比べて焦る必要はありません。自分の暮らしやリズムに合った形で取り入れていくことが、無理のない第一歩です。
■ 情報に振り回されない(SNSやネットに注意)
SNSやネット上には、「これが正解!」「あれは危険!」といった極端な情報や、根拠のない噂(デマ)があふれています。すべてを鵜呑みにせず、一次情報や信頼できる専門家の発信を参考にしましょう。
正しい知識があることで、自分自身で判断できるようになり、必要以上に振り回されることがなくなります。



情報を収集する時は「事実」と「解釈」を一緒にしないように注意してください。例えば、調味料がどうやって作られているのかに関しては「事実」、それがどう健康に良いかは「解釈」です。健康効果は人それぞれ、体感や個人差があります。
まとめ
オーガニックは“ちょっと変える”から始まる。オーガニックや自然食品のある暮らしは、特別な人のものではありません。
すべてを一度に変える必要はなく、「少しずつ、自分にできることから」始めるのが、いちばん自然で、長く続けられる方法です。
買う場所を変えてみたり、いつもの調味料を見直してみたり、おやつを自然派のものにしてみたり。
そのひとつひとつの選択が、やがて大きな安心感や心地よさにつながっていきます。
大切なのは、他人のペースに合わせるのではなく、「自分と家族にとって心地よい選び方」をすること。SNSや情報に振り回されず、自分自身の感覚を信じながら、暮らしに寄り添ったスタイルを見つけていきましょう。
オーガニックのある暮らしは、心と体を整え、自然とつながる、やさしい循環の始まり。あなたらしい第一歩が、きっとあります。
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