こんにちは!岡山でオーガニックな食材を扱う自然食品さしすせそです!
今回は、新入荷のパスタ「ジロロモーニの有機スパゲッティ セミインテグラーレ(古代小麦グラツィエッラ・ラ)」のご紹介をします!このパスタは自然食料理人のハットさんにおすすめいただきました!
特徴である「セミインテグラーレ」と「古代小麦」の魅力と一般的なパスタとの違いについて解説していきますね。

ここ最近では「グルテンフリー」という言葉が先行して、グルテンフリー=健康法という勘違いが広がってるように感じます。小麦の良さを再確認できる記事になると嬉しいです。
有機スパゲッティ セミインテグラーレ(古代小麦グラツィエッラ・ラ)
\じゃじゃーーーーん!!/


こちらがジロロモーニの有機スパゲッティ セミインテグラーレ(古代小麦グラツィエッラ・ラ)です!!
このパスタの魅力は‥
セミインテグラーレ(半粒粉)
古代小麦(低グルテン)
この3つです!!
ジロロモーニの有機スパゲッティ セミインテグラーレは、セミインテグラーレという、全粒粉に近いが少し精製された小麦粉を使用しており、食べやすさと栄養価のバランスを見事に両立。有機栽培で育てられた小麦は、化学肥料や農薬を使用せず、土壌や環境に優しい栽培方法で育てられているため、安心して食べられます。
さらに、使用されている古代小麦「グラツィエッラ・ラ」は、現代の小麦とは異なり、低グルテンで消化にも優れ、豊かな栄養を持っています。このパスタは、風味豊かで、古代小麦ならではの素朴な甘みと香りが感じられ、食べるほどにその魅力に引き込まれます。
これらの特徴が組み合わさることで、体に優しく、環境にも配慮された新しい食の選択肢として、あなたの食卓をより豊かにしてくれます。
セミインテグラーレとは?


小麦も玄米のように「表皮(ふすま)」「胚芽」「胚乳」があり、そこに食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。
全粒粉は小麦の表皮(ふすま)や胚芽、胚乳を精製せずに、全部残した状態で粉にしたものを指します。セミインテグラーレは、お米でいう「七分づき米」や「五分づき米」のような存在で、表皮の部分を半分残しています。全粒粉の栄養を多く残しつつ、クセや食べにくさを抑えた中間的な粉です。



全粒粉のパスタの風味が苦手っていう方でも、セミインテグラーレ(半粒粉)は1度試してもらいたいです。
古代小麦とは?


古代小麦をご存じでしょうか?実は現代、一般的に食べられている近代小麦と古代小麦は性質が異なるんです。
近代小麦は、「収穫量を増やす」「耐病性を高める」「加工性を高める」「草丈を低くする」「環境適応を高める」などを目的に品種改良をして来ました。パンを食べる時にふんわり、もっちりとした食感は、小麦の品種改良によって生み出された部分がとても大きいです。小麦内のグルテン量を増やすことで、パンのふくらみやもちっとした弾力を作っています。
反対に、古代小麦は品種改良される前の、自然に近い原種の小麦のことを指します。近代小麦と比べて香り高く素朴な甘味を持ち、グルテンが少ない特徴があります。グルテンが少ないので消化にも優しいです。農薬や化学肥料に頼らずに自然に育ちやすく、土壌からの栄養を吸収しやすいので栄養価も高い。
このパスタは「ちぎれにくい」のも特徴の一つです!過去に古代小麦を使用したことがある方の中には、パスタが割れたり、ちぎれたりボロボロになった経験はないでしょうか?優しく茹でるようにしているのに、どうしてもちぎれてしまう。そんな経験がある方もおられるかもしれませんが、ご安心ください。しっかりと繋がっていて、ちぎれやすいなんてことはありません。
GIROLOMONI(ジロロモーニ)について


ジロロモーニ(Girolomoni)は、イタリア・マルケ州のモンテフェルトロの丘陵地帯に拠点を置く、有機農業と伝統製法にこだわるパスタブランドです。創設者のジーノ・ジロロモーニ氏は、1977年に農業協同組合を設立し、化学肥料や農薬に頼らない有機農業の普及と、持続可能な農業の実現を目指しました。彼の理念は、現在もジロロモーニ財団を通じて受け継がれています。
ジロロモーニのパスタは、種まきから収穫、製粉、製麺、包装に至るまで、すべての工程を自社で一貫して行う「畑から食卓まで」の体制を確立しています。これにより、品質と安全性を高めるとともに、地元の農業と環境への配慮を実現しています。
特に注目すべきは、古代小麦「グラツィエッラ・ラ(Graziella Ra)」の復活です。この小麦は、古代エジプトの墓から発見された一握りの種子から始まりました。ジロロモーニは、この貴重な種子を受け取り、長年にわたる選抜と栽培を経て、純粋な系統を確立しました。「グラツィエッラ・ラ」という名前は、ナチスによって命を奪われた17歳の少女グラツィエッラ・ファンティへの追悼と、古代エジプトの太陽神「ラー(Ra)」への敬意を込めて名付けられました。
ジロロモーニの取り組みは、単なる食品製造にとどまらず、持続可能な農業の推進や地域社会への貢献など、多岐にわたります。その情熱と理念は、世界中の自然食品愛好者や健康志向の消費者から高い評価を受けています。
春野菜・夏野菜のパスタはいかがでしょうか?


春野菜、夏野菜をたっぷりと使ったオイルのパスタはいかがでしょうか。


野菜をしっかりと焼く。焼けたら、しっかりと塩こしょうをふってください。


1%の塩を入れた熱湯でパスタを茹でます。水と塩水で茹でるのでは仕上がりが違います。塩水でパスタに下味をつけることで、味の引き締まりしっかりと輪郭が出ます。パスタの茹で時間はお好みですが、表示時間の30秒前に上げることでアルデンテの食感になります。※水2Lであれば、20gの塩を入れます。


フライパンにパスタのゆで汁を入れて煮詰めます。汁が少し残るくらいまで煮詰めてください。ゆで汁がしゃばしゃばだと麺に味が絡みません。また塩分の入ったゆで汁を煮詰めることで、ソースの味わいも濃くなります。


パスタが茹で上がったら手早く混ぜて完成です。味が足りないなって感じたら、塩をふって味を調えてください。


古代小麦の風味がたまりません~♪パスタなのに、ヘルシーにいただけますよ!
コメント