こんにちは!岡山でオーガニック商品を幅広く扱っている自然食品店さしすせそです!
今回は”オーガニックなパーソナルケア製品”をテーマにお話しします!

シャンプーや化粧品でもオーガニックのものがあるけど、市販の日用品と何が違うの?食べるものじゃないし、そんなに気にしなくてもいいのかな?
そんな疑問にお答えします!



オーガニックと聴くと「食品」が一番に思い浮かぶのではないでしょうか。口に直接入れないシャンプーや洗剤などのパーソナルケア製品に関しては、あまり気に留めない方も多いです。日々使用して、体に触れるものです。どんな影響があるのか解説していきます。
オーガニックな暮らしは食だけではありません


最近、「オーガニック」や「無添加」という言葉が、日常の中でもよく聞かれるようになりました。健康や環境への意識の高まりから、食材や調味料をオーガニックなものに切り替える方も増えています。
そんな中で、「オーガニック=食べ物」というイメージを持っていませんか?
実は、私たちの肌に直接ふれるシャンプーやボディソープ、化粧品などのパーソナルケア製品にも、オーガニックな選択肢があるのです。でも中には、「食べるものじゃないし、そこまで気にしなくてもいいかな…」と思ったことがある方もいるかもしれません。
私たちの肌は、単なる“カバー”ではありません。化粧品やシャンプーなど、日常的に使うパーソナルケア製品に含まれる成分は、わずかずつでも体内に取り込まれる可能性があるのです。
食べ物と同じように、「肌に触れるもの」も、あなたの体の一部になるかもしれない。そう考えたとき、オーガニックな暮らしは、食べ物だけでなく、日用品にも広げていくことが本当に大切だと気づきます。
特にお子さんがいるご家庭や、肌荒れ・アレルギーが気になる方にとっては、日々使うパーソナルケア製品(および洗剤も含む)の選び方が、体と心の健やかさに大きく関わってきます。
肌は「吸収する」臓器です。


私たちの皮膚には、外からの刺激を守る「バリア機能」が備わっています。けれど同時に、塗ったものを体内に取り込む「吸収機能」もあることをご存じでしょうか?
実際、肌に貼ったり塗ったりする薬は、皮膚から薬効成分を体に届けています。つまり、シャンプーやボディソープ、スキンケアに含まれる成分も、少しずつ体内に入っている可能性があります。
だからこそ、私たちの毎日の「肌に触れるもの選び」は、とても大切なことなんです。
市販品のパーソナルケア製品に使われているもの


市販のシャンプーやボディソープ、化粧品には、「泡立ち」「香り」「長持ち」などの使い心地を良くするために、
- 合成界面活性剤
- 合成香料
- 合成防腐剤
などの化学成分が使われていることが多くあります。
これらは便利ではありますが、肌への刺激やアレルギー反応、長期的な健康リスクが指摘されているものもあります。特に、肌が薄く敏感な赤ちゃんや子ども、アトピー・肌荒れが気になる方にとっては、注意して選びたいところです。
体にも地球にもやさしい「オーガニックな選択」


そんな中で注目されているのが、植物由来の原料や、自然の力を活かした製品です。オーガニックなパーソナルケア製品は、
- 肌への刺激が少ない
- 合成成分に頼らない
- 排水後も環境への負担が少ない
など、体にも地球にもやさしい選択肢として、今注目が集まっています。
まず取り入れたいのは「パーソナルケア製品」


オーガニックな暮らしに興味があっても、いきなりすべてを変えるのは難しいですよね。でも、毎日肌に直接触れる「パーソナルケア製品」から見直すことは、最初の一歩としてとてもおすすめです。
中でも、もっとも身近で取り入れやすいのが「石けん」。シンプルで、昔ながらの製法で作られた石けんは、肌にも環境にもやさしいアイテム。
次回は、そんな石けんの基本について、詳しくお伝えします。
コメント