主要銘柄との食味比較
アミロースとは、
米のでんぷんを構成する成分のひとつです。
でんぷんは、
グルコースがつながってできた成分で、
米では主に
アミロースとアミロペクチンから成ります。
この違いが、
炊き上がりの粘りや粒感に関わります。
また、朝日米は、
人工交配を重ねた主流米とは
系譜の異なる在来種のお米でもあります。
この記事では、
アミロースとは何か、
食味にどう関わるのか、
主要銘柄との違いや
血糖値との関係を整理しながら、
朝日米の特徴を見ていきます。
アミロースが食味にどう関わるのか
お米の味は、
甘み、もちもち感、やわらかさといった
感覚で語られることが多いものです。
その違いの背景には、
成分の傾向も関係しています。
アミロースが低いお米は
粘りが出やすく、
まとまりやすい傾向があります。
アミロースがやや高めのお米は、
粘りが強く出すぎず、
粒感やほぐれやすさが出やすくなります。
アミロースは、
粘りの強さだけでなく、
粒感や口当たりの軽さにも関わる成分です。
実際の味は、
産地、栽培条件、収穫年、精米状態、
炊き方などによっても変わります。
それでも、
品種ごとの持ち味を考えるうえで、
アミロースはひとつの手がかりになります。
朝日米の粘りすぎない粒感には、アミロースが関わる
朝日米は、
アミロースがやや高めの傾向にあるため、
粘りが出すぎず、
粒感が残りやすいお米です。
その良さは、
強い甘みやもちもち感で押すのではなく、
ごはんらしい自然なおいしさにあります。
ほどよい甘さ、
粘りすぎない粒感、
後味のきれいさ。
毎日の食事の中で、
重たくなりにくく、
食べ進めやすい食味です。
また、朝日米は、
人工交配を重ねた主流米とは
異なる系譜を持つ在来種のお米です。
現代の主流米のように、
強い粘りや濃い甘みを前面に出すのではなく、
昔ながらのごはんらしい味わいを
自然に感じられるところに持ち味があります。
朝日米全体の特徴については、
朝日米とはでもまとめています。
朝日米と主要銘柄の食味比較
主要銘柄を比べると、
現在主流になっているのは、
甘みが強く、やわらかく、
もちもちした食感に寄りやすいお米です。
コシヒカリ系品種は、
そうした方向の食味を代表する存在として、
現在の主流を形づくってきました。
下の分布図は、
その位置関係を簡潔に示したものです。

この図では、右に行くほど粒立ちやさっぱり感が出やすく、
左に行くほど粘りが出やすい傾向を示しています。
朝日米は、コシヒカリより右側に位置し、
粘りで押すよりも、粒感と後味のきれいさが出やすい
お米として整理できます。
※品種ごとの一般的な傾向を示した模式図です。
実際の食味は産地・栽培条件・年度によって変わります。
朝日米と主要銘柄の比較表
| 品種 | アミロース(目安) | 食味の傾向 |
| コシヒカリ | 約17% | 粘りが強めで、やわらかい方向 |
| ひとめぼれ | 約17.8% | 粘りはあるが、重すぎない |
| ななつぼし | 約17.9% | ややさっぱり、食べやすい |
| あきたこまち | 約18% | やや粘りがあり、まとまりやすい |
| 朝日米 | 約18.9% | 粘りすぎない粒感があり、後味がきれい |
※数値は一般的な傾向の目安です。
※産地・栽培条件・年度によって変動します。
こうして比べると、
朝日米は、
強い粘りややわらかさを前面に出すお米というより、
粘りすぎない粒感と、
後味のきれいさに持ち味があるお米だとわかります。
甘みやもちもち感の強さで印象を作るのではなく、
毎日の食事の中で、
ごはんらしい自然なおいしさが伝わるお米です。
朝日米とコシヒカリの食味の違いについては、
別記事の朝日米とコシヒカリの違いで詳しくまとめています。
当店では、岡山県倉敷市の契約農家による
自然栽培の朝日米をご用意しています。
当店の朝日米はこちらからご覧いただけます。
アミロースと血糖値の関係
アミロースは、
食味だけでなく、
血糖値との関係でも
注目されることがあります。
一般に、
アミロースが高めのお米は、
でんぷんの消化吸収が
ややゆるやかになりやすい
とされています。
農水省でも、
アミロースが多い米は粘りが少ないことや、
消化吸収が比較的ゆるやかになりやすい
特徴に触れています。
ただし、
朝日米が血糖値を下げると
単純に断定できるものではありません。
血糖値は、
品種だけでなく、食べる量、精米度、
一緒に食べるおかず、炊き方、
食べる人の体質によっても変わります。
そのため、
主食を選ぶときに、
アミロースや精米度に目を向けることにも
意味があります。
血糖値との関係については、
朝日米と血糖値・糖尿病の記事で詳しくまとめています。
まとめ
アミロースとは、
米のでんぷんを構成する成分のひとつで、
粘りや粒感に関わる要素です。
でんぷんは、
グルコースがつながってできた成分で、
米では主に
アミロースとアミロペクチンから成ります。
一般に、
アミロースが低いお米は粘りが出やすく、
高めのお米は粒感が残りやすく、
すっきりした食感になりやすい傾向があります。
朝日米は、
そうした傾向から見ても、
現在主流のコシヒカリ系品種とは
異なる食味の方向を持つお米です。
強い粘りや、
わかりやすい甘さを前面に出すというより、
粘りすぎない粒感、
ほどよい甘さ、
後味のきれいさに持ち味があります。
毎日の食事の中で、
重たくなりにくく、
ごはんらしい自然なおいしさを感じられる。
そこに、朝日米らしさがあります。
よくある質問
- アミロースとは何ですか?
-
アミロースとは、
米のでんぷんを構成する成分のひとつです。米のでんぷんは、
主にアミロースとアミロペクチンから成ります。この割合の違いが、
炊き上がりの粘りや粒感、
口当たりに関わります。 - アミロースが多いお米は、どんな食感になりますか?
-
一般に、
アミロースがやや高めのお米は、
粘りが強く出すぎず、
粒感やほぐれやすさが出やすい傾向があります。反対に、
アミロースが低めのお米は、
粘りが出やすく、
もちっとまとまりやすい食感になりやすいとされます。ただし、実際の食味は、
品種だけでなく、
産地、栽培条件、精米状態、
炊き方によっても変わります。 - 朝日米はアミロースが高いお米ですか?
-
朝日米は、
コシヒカリなどの主流米と比べると、
アミロースがやや高めの傾向にあるお米です。そのため、
強い粘りやもちもち感で押すというより、
粘りすぎない粒感と、
後味のきれいさに持ち味があります。朝日米らしい、
ごはんらしい自然なおいしさにも、
こうした食味の傾向が関係していると考えられます。 - 朝日米とコシヒカリでは、食味はどう違いますか?
-
コシヒカリは、
甘みや粘り、
もちっとした食感が分かりやすく出やすいお米です。一方、朝日米は、
強い粘りや濃い甘みを前面に出すより、
粘りすぎない粒感、
ほどよい甘さ、
後味のきれいさに特徴があります。どちらが上という話ではなく、
食味の方向性が違うお米です。 - アミロースが高いお米は血糖値に良いのですか?
-
アミロースがやや高めのお米や、
難消化性でんぷんを多く含むお米は、
食後血糖値との関係で注目されることがあります。ただし、
朝日米を食べれば血糖値が下がる、
血糖値が上がらない、
と単純に言えるものではありません。血糖値は、
食べる量、精米度、炊き方、
一緒に食べるおかず、体質などによっても変わります。主食を選ぶうえで、
アミロースや精米度に目を向けることは、
ひとつの判断材料になります。
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