ひしお(醤)とは?使い方とおいしい食べ方|岡山・名刀味噌本舗の「ひしおの糀」

こんにちは!岡山の「自然食品 さしすせそ」です!

今回は、当店で長く扱っている岡山・瀬戸内市の味噌蔵「名刀味噌本舗」さんの「ひしお」を紹介させてください。

ひしおって何?
味噌とは違うの?どうやって食べるの?

そんな疑問にお答えします!

せそ

ひしおは、ごはんにのせても野菜につけてもおいしい、昔ながらの発酵調味料です。名前は聞いたことがあっても、食べたことがない方も多いと思います。どんなものか、どう使うのかを紹介します!

この記事でわかること
  • ひしお(醤)がどんな調味料なのかがわかる
  • 名刀味噌本舗さんのひしおの特徴がわかる
  • ひしおのおいしい食べ方・手づくりの仕方がわかる
あわせて読みたい
「そ」その味噌、菌は生きてる?無添加の味噌の選び方 こんにちは!岡山の自然食品店さしすせそです。 今日は味噌の話をしていきます。 無添加の味噌を使いたい!普通の味噌と何が違うの?どうやって選んだらいいの?見分け...

ひしお(醤)とは?味噌・醤油のルーツといわれる発酵調味料

小皿に盛ったひしお
出典:名刀味噌本舗

ひしお(醤)は、大豆と麦でつくった麹を、醤油や水と一緒に熟成させた発酵調味料です。古くは万葉集にも詠まれているといわれ、味噌や醤油のルーツとも考えられています。

味噌がおもに味噌汁や料理の味付けに使われるのに対して、ひしおは麹の粒が残ったまま、そのまま食べる「なめ味噌」の一種です。

味噌醤油ひしお
形ペースト液体麹の粒が残るペースト
おもな使い方味噌汁・料理の味付けかける・料理の味付けそのまま食べる・料理の味付け

しょっぱいだけではなく、麹の甘みと大豆・麦のうま味があり、ごはんのお供にも、料理の味付けにも使えます。

岡山・瀬戸内市の味噌蔵「名刀味噌本舗」

名刀味噌本舗さんは、岡山県瀬戸内市長船町にある味噌蔵です。刀の産地として知られる備前長船は、温暖な気候と吉井川の恵みで、昔から米と大豆づくりが盛んな土地です。

昭和29年、醤油技師だった初代が「こうじ高原」として創業。あま酒・ひしお・味噌と商品を増やしながら、屋号を「名刀味噌本舗」に改め、今は三代目まで家族で麹づくりを続けています。

  • 岡山の農家さんが育てた米・大豆・麦で麹をつくる
  • 添加物を使わずに仕込む
  • 麹屋だからこそのひしお・塩麹・あま酒こうじ

当店では、名刀味噌本舗さんのお味噌(玄米麹味噌・あま味噌・合わせ味噌)を長く扱っています。お味噌の選び方は「その味噌、菌は生きてる?無添加の味噌の選び方」で紹介しています。

名刀味噌本舗のひしおは2種類

名刀味噌本舗さんのひしおには、すぐに食べられる「名刀ひしお」と、家で仕込む「ひしおの糀」の2つがあります。

すぐに食べられる「名刀ひしお」

醤油「鐵次郎」とひしおの糀
出典:名刀味噌本舗

岡山県産の大麦と、瀬戸内市産の大豆でつくった麹を、塩と醤油でじっくり熟成させたひしおです。使っている醤油は、同じ岡山の山近醤油醸造場の「鐵次郎」。岡山の原料と岡山の醤油でできたひしおです。

鐵次郎については「醤油の違いや選び方、おすすめの無添加醤油」で紹介しています。

自分で仕込む「ひしおの糀」

岡山県産の大麦と大豆でつくった、ひしお用の麹です。醤油と水を加えて混ぜるだけで、家でひしおを仕込めます。作業時間は10分ほどです。

ひしおの糀を容器に入れる

① 糀を容器に入れる

醤油と水を加える

② 醤油と水を加えて混ぜる

できあがったひしお

③ 約2週間で完成

出典:名刀味噌本舗「ひしお」レシピ

  1. 保存容器(1.5L以上)を、焼酎などのアルコールや熱湯で消毒する
  2. ひしおの糀1袋(550g)、醤油600ml、水300mlを入れる。好みで昆布を加えると、うま味が増します
  3. 底から全体をよく混ぜ、容器の内側についたひしおをペーパーで拭いてふたをする
  4. 2週間、1日1回よく混ぜる。20〜35℃が発酵に向いた温度なので、冬は暖かい部屋に置く

仕込んだ翌日は、麹が水分を吸って固くなりますが、だんだんやわらかくなるので水は足さずに混ぜ続けてください。できあがったら冷蔵庫で保存し、仕込みから6か月を目安に食べきってください。

名刀ひしお

名刀ひしお
250g
名刀味噌本舗

ひしおの糀

ひしおの糀
550g
名刀味噌本舗

鐵次郎

鐵次郎
720ml
山近醤油醸造場

ひしおのおいしい食べ方

野菜とひしお
出典:名刀味噌本舗

ひしおは、まずはそのまま味わってみてください。

  • 炊きたてのごはんにのせる
  • きゅうりなどの生野菜につける
  • 炒め物やチャーハンの味付けに使う
  • 肉や魚を漬け込んでから焼く

いちばんシンプルなのは、炊きたてのごはんにのせる食べ方です。ひしおの粒の食感と、ごはんの甘みがよく合います。

ごはんにのせたひしお
出典:名刀味噌本舗

名刀味噌本舗さんは、麹に使うお米にも岡山県産を選んでいて、県南で育てられてきた「朝日米」や「アケボノ」が使われています(商品や年によって異なります)。ひしおをのせるごはんにも、岡山のお米を合わせてみるのもおすすめです。当店で扱う朝日米は、岡山の契約農家が農薬も肥料も使わずに育てた自然栽培のお米で、粘りが強すぎず後味がきれいなので、ひしおのような味の濃いお供ともけんかしません。どんなお米なのかは「朝日米とは|その澄んだ味わいと、岡山がこの在来種を守り抜けた背景」で紹介しています。

ひしおの次に試したい、名刀味噌本舗の麹

ひしおが気に入ったら、同じ名刀味噌本舗さんの麹もおすすめです。

生塩麹

岡山県産の米麹と塩でつくった、生の塩麹です。肉や魚に少量ぬってから焼くと、やわらかく、うま味のある仕上がりになります。生野菜にそのままかけても使えます。開封後は冷蔵庫で保存してください。

あま酒こうじ

岡山県産のお米でつくった、あま酒づくり向けの乾燥麹です。あま酒のほか、味噌や塩麹、醤油麹づくりにも使えます。

生塩麹

生塩麹
330g
名刀味噌本舗

あま酒こうじ

あま酒こうじ
500g
名刀味噌本舗

どれから試せばいいか迷ったら、塩麹・醤油麹・ひしお・米こうじをまとめた「麹はじめセット」や、名刀味噌本舗さんのお味噌3種を食べ比べられる「味噌3種セット」もあります。

麹はじめセット

麹はじめセット
4点

名刀味噌本舗 味噌3種セット

名刀味噌本舗 味噌3種セット
3点

まとめ

ひしおは、味噌や醤油のルーツともいわれる、そのまま食べる発酵調味料です。ごはんにのせる、野菜につける、料理の味付けに使うと、使い道はいろいろあります。

名刀味噌本舗さんのひしおは、岡山の大麦・大豆と岡山の醤油でできた、岡山らしいひしおです。すぐに食べたい方は「名刀ひしお」、自分で育てる楽しみを味わいたい方は「ひしおの糀」から始めてみてください。

当店(岡山・表町)の店頭のほか、当店のネットショップでも名刀味噌本舗さんの商品をお求めいただけます。

岡山の蔵がつくる昔ながらのひしお、ぜひ味わってみてください。

\オーガニック初心者の方はこちらへ/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする